東北電力の供給エリア

東北電力は東北6県(宮城、福島、岩手、新潟、秋田、青森)が供給区域だが、首都圏の電力不足をカバーするため、東京電力に供給しています。


また、東京電力の原子力発電所は福島、新潟、青森と、いずれも東北電力の供給区域内にある。地域別に見ると岩手県を除く5県が電力移出県で、そこで発電される電気は東京電力を通じて首都圏に送られます。


東北電力の主力発電所、女川原発(宮城県)は"原子力屋"の現社長八島俊章が担当しました。


電力業界では唯一の原子力出身社長です。


にもかかわらず新潟県巻町の原発が頓挫した背景には、「他人が使う電気をなぜ私たちが」という不満が地元にあったと言われています。


前川原青年団・エネルギー研究班